「生産、加工及び流通の特定の一つまたは複数の段階を通じて、食品の移動を把握できること」
問題が発生した際に以下対応が可能となります。
① 商品の特定と迅速な回収
② 問題発生箇所の速やかな特定
③ 安全な他流通ルートの確保と安定的な供給
個々の生産者・食品事業者が、いつ、どこから、何を、どれだけ入荷し、いつ、どこへ、何を、どれだけ出荷したかを入出荷時に記録・保存する。
※あくまで食品の移動を追跡するための仕組みであり、食品の安全管理を直接的に行うものではない。(農林水産省 食品トレーサビリティ資料より引用)
当社は、農林水産省のガイドラインに沿った、日本初の“鶏卵トレーサビリティシステム”の実用企業で、大手システムパートナーやユーザー様からの直接のご依頼により、特に社内外の流通現場で異なる管理システムを整合させ、流通履歴(トレーサビリティ)の追跡性能を高めることで、同時に流通全体の連携と品質管理をも実現するSCM(※)(物流連携管理)システムを開発、納入しております。
トレーサビリティシステムを構築するには、取引先との情報連携だけでなく、工場内部での加工条件や梱包・パレット表示など、各現場の仕様に合わせて、デバイスからネットワーク、アプリケーションに至る幅広いノウハウが要求されます。
~今後の流通システムの動向と当社の役割~
中小事業者のみなさまにも導入が可能な廉価版トレーサビリティシステムをご提供し、同時に上位システムとの連携をはかり、お客様のビジネスの継続と発展をご支援いたします。
※SCM(supply chain management):エスシーエム / サプライチェーン・マネジメント / 供給連鎖管理